アーリーリターン 〜想定読者を先に宣言するのはどうだろうか?〜 2022-05-06
この文章は、ブログや小説など、文章を書く人向けの内容です。
ブログに限らず、文章を書いていて悩ましいのが 読者層の想定 です。
ニッチ過ぎても読者に届かない……
一般的過ぎてもふわっとした文章になる……
そんなこんなで読者層の範囲を決めるだけでも大変ですが、決めたら決めたで 想定読者層から外れた人をどうするか という問題が起きます。
例えば、Reactのあるライブラリについて語るとき、ReactやJavaScriptのある程度の知識は前提にしたい場合があります。
素直に書くと、初心者の人にとってはハードルが高すぎる文章になるでしょう。
途中で読むのをやめてくれるならまだマシで、最後まで読んで時間を無駄にしたり、不快感を与えたりする可能性があります。
そこでアーリーリターンです。
アーリーリターンとはプログラムにおいて、最初に例外を弾いておく処理を指します。
Null値かどうかをチェックするIf文とともに現れることが多いです。
function setText(text) {
if (text === null) {
return;
}
// この後なんかの処理
}
大雑把にこんな感じです。
これにヒントを得て、最初に文章の想定読者層を宣言しておく(=外れる人には、注意しておく)というのはありなんじゃないかと思います。
古のホームページでは、トップページに注意書きがあったりしましたが、それが今復活するのかもしれません。